ネコの話

 こんな話を書くと、怒られるのかな。

 どこかの老人ホームで、老婆がネコに足の指を食いちぎられた、というニュースがあった。
 まあ、ネコも肉食だし、そういう事もあるかぁ...と、僕はね、その程度に聞いてました。

 で、今回、そのネコを殺すな、と「愛猫家」が立ち上がったらしいっす。
 専門家の話によると「猫は肉食なので、可能性としてはある。ただし、親猫などに育てられず、猫としての『常識』がない場合などに限られる。普通の飼い猫ではまず考えられない」との事。

 と言うわけで、実際にこのネコがやったかどうかはわからないらしい。でもまあ、保護された猫はこのままだと当然安楽死、となるわけです。野良犬と同じ扱いですね。
 で、当然のようにそれに異を唱える「愛猫家」の方々。

 じゃあ、このネコはちゃんとした親ネコに育てられたって証明を願いたい。で、そのおばあちゃんの足の甲に残ってるひっかき傷の証明もお願いしたい。
 別に僕もネコがやった!って決めつける訳じゃないし、動物が嫌いって訳でもない。もちろん、「とりあえず、怪しいしネコ殺しとけば?」って訳でもない。でも、なんか、そういう「何とか愛護団体」とか「愛猫家」「愛犬家」って、胡散臭いものを感じちゃうよね。

 足の全体をぼっこぼこに刺されて、ものすごい痒い。
 部屋の中には蚊とブヨがいる。どっちかが犯人なんだけど、どうしようか...ってとき、そういう人たちも悩まないと思うね。
 ただ、「ネコはかわいい」から殺したくないだけなんでないの?

 とは言っても、ネコがやったんじゃないとしたら、ネコの仕業に見せかけた真犯人がいるはず。そこの調査はお願いしたい。(と、ちょっと偉そうに言ってみる)

 とりあえず、ネコは殺されずに済むそうです。あー、よかったね、ネコちゃん。

 実際、うちの前に住んでいる「愛猫家」とやらが非常識きわまりない(ネコを探しにうちの庭に無言で入ってくる、ネコがうちの前にクソしたのわかっていても何もしない、文句を言うと「ネコちゃんのしたことだし...」の一点張り。)のでこんな腹立ってんのか。