続・Thinkpad

 うちにThinkpadがきて1週間がすぎた。
 あんまり素敵なんで使わないでおいておきました...というか、仕事で忙しくてあんまり使えてないんですけどね。

 で、Thinkpadを使っていると、素敵なことばかり発見してしまう。

 まず、片手でパソコンが開ける、ということ。
 普通のノートパソコンって、留め具を開けるのに片手、ないし両手(留め具スイッチが1個、2個で違うはず)、開くときにディスプレイを開く手と、下の本体を押さえる手が必要だと思う。片手で開こうとすると、本体が一緒に持ち上がっちゃうんだよね。
 ところが、X32はそんなことがない(残念ながら、会社のR50eは、下が持ち上がっちゃうんだけど)。
 どれだけゆっくり開いても、どれだけさっと開いても、本体が持ち上がらない。さらに留め具も、一回開くと機械的に「開」状態でホールドしているような機構。細かいことだけど、こんなところに気を遣ってるパソコンを僕はほかにみたことがない。

 次に、Functionキー。ノートだと、F1からF12までずらっとくっついているパソコンがある。でも僕は、これはあんまり好きじゃない。
 だって、Functionを使うときに、どこ二度のキーがあるかわかりにくいじゃない?X32は、F4-F5と、F8-F9の間にスペースがあって、ある程度の場所がわかるようになっている。僕にとってこれは、F/Jのホームポジション「ぽっち」と同じくらい重要な問題。VisualCなどのMS製環境でF5とかF9とかはばしばし使うし、ExcelでF2は最重要キーだし、ATOKに限らないけど、FEPではF6-F8のキーはかなり重要な動作をするからねぇ。

 で、これは人それぞれなんだろうけど、赤いトラックポイント。これ。
 何でこんなところについているのか使ってみるまでわからなかったんだけど、要はホームポジションから手をほとんど動かさなくても良いようについていたんだね。
 おかげさまで、いちいちトラックパッドへ手が伸びたりとか、マウスとキーボードを行ったり来たりという細かいけどちょっとずつストレスがたまっていく動作から解放された、ってわけです。

 CTRLがFnの内側にあって使いにくいのと、EscがFunctionの上にあって、間違ってF1を押してしまう(MS製品使用中は限りなくうざい)この配列だけはどうにかしてほしいんだけど、ほかは素敵なので、きっと使ってるうちにCTRL内側じゃないと使いにくくなってくるんだろうな。

 あと、無線だからケーブルの届かないロフトベッドの上とかでもネットができるのがとてもよい。無線なんてブルジョワが付けるもんで、セキュリティがもじゃもじゃ...とか僕は言ってたんですが、冬の朝とか、布団からでたくないときは最高ですね。あと、隣の家がB-FLETSで無線組んでいて、無線基地に暗号かけていないと自分の家のADSLより良いスピードで使えるかもしれない、というおまけもあります。

 で、こんな田舎なのに、無線局がぼくんちの近くに10個もあって、内8個は暗号化してない、接続フリーというのにびっくり。プロバイダいらずの時代が到来してるよ。
 普通につないだら、普通につなげて共有フォルダとかみられるのに...ですぜ?やばいよねぇ....。