小田原急行万歳

 今日は会社の出張で京王プラザ多摩に泊まっています。
 つまり、小田急沿線です。

 小田急には初めて乗るなー、と思っていたのだけど、よく考えると以前乗ったことがあることに気がついた。いつ頃乗ったのかよく覚えていないのだけど、下北沢とか成城とか通過した記憶がある。どこの駅だか覚えてないのだけど、友達の家に遊びに行ったときだと思う。

 で、そのときは特に何も感じなかったのだけど、小田急というのはすごいですね。
 田舎の単線が当然の我々には全く馴染みのない「複々線」とか言う区間が新宿駅からしばらく続く。それはなんだろうと思っていたら、名前通り、まあ線路が4本あるわけです。つまり、複線の複線。というわけで、輸送量2倍。単純だけど、こんな単純すぎることをするのは凄いと思う。大胆すぎて真似できない。

 あと、乗っていてしばらくして気づいたのだけど、レールとレールの間の揺れが非常に少ない。普通、電車に乗っていると「ガタンガタン...ガタンガタン....」と、レール間でのギャップごとに車体が揺れるのが常。しかし、小田急はそれが全くないのです。
 これはどういう事なんだろうな...と駅の前後で速度を落とすときに隣のレールをじーっくり見ていると、ギャップ自体の数がとても少ない事に気がついた(そういう風に見えた)。その上、レールの合わせがナナメになっているではないか!これには大興奮。ナナメって事は何となく摩擦やμや何かいろいろ少ないから、起こる振動が少ない気がする。いや、多分そうなんだろう。

 小田急が好きになったので、帰りは町田まで行ってからロマンスカーで帰ろうかなぁ...ロマンスって響きだけで何か乗ってもいい気がしてきました。
 滅多に東京来ないので、たっぷりと東京を満喫してから帰りたいもんですね。おのぼりさんで良いんです。だっておのぼりさんだもん。

 あと、別に電車好きではないんです。ただ、たしなみ程度に知ってないと恥ずかしいからね。