神懸かりコーヒー


 たまにできるんですよ。神懸りなコーヒー。
 何の手順を変えてるわけではないんです。
 いつもどおり、豆の分量を量って、豆を洗って、ハンドピックして、焙煎して、ドリップする。

 すべていつもどおりの手順。

 でも、ここに不確定要素がいくつもあって、それらが上手く出るときもあれば、悪く出るときもある。


 今朝のコーヒーは正にこれ。
 この前まで飲んでいた「ブラジル」の方が美味しかったなぁ…とガッカリしていた「エメラルドマウンテン」なのですが、今日は全く味が違う!!


 こうなってくると楽しみなのは、明日のコーヒー。
 焙煎は昨日やったやつ、つまり今日入れてきたコーヒーと同じ。
 そして、明日は明日のドリップがある(つまり、僕が下手なだけ)ので、味が変わるんじゃないかと予測。

 そうすると
「へえ!ドリップでこんなに味が変わるの!」
ということが分かるはず。

 もし不味かったとしても、昨日のドリップは正しかったということになる。
 どっちにしても一つ進化できるって寸法。
 うーん、楽しみだ。

→どうも、ドリップが良かったみたい。うちのヤカンが使い難いんだよねぇ…>道具のせいにする人