おはようございます。
一昨日、2/24 金曜日は、mito LIGHTHOUSE にて、ロックDJイベント、ジャイコナイト vol.4 でした。
で、そこに出演してきました。今回は、VJ として、そして、DJとして。
セットリストとか、詳細は、ジャイコナイトのオフィシャルブログの方に書きますのでこちらではオフィシャルに書けないようなことをちょいちょいと。
実は、直前までセットリスト迷ってました。
具体的には、みずいろの雨、ステップUP↑。
あのセットリストの中でこの二曲だけは異色だと思っています。
あの二曲は…最後まで入れるかどうか迷ったんですが…結局入れました。
だって、入れないと単なる置きセットになっちゃう。
単にお客さんを盛り上げるだけで僕は満足なのか、と。いや、勿論盛り上げた物勝ちなんだろうけど。
多分僕だけじゃなくて、DJさんってのはそうやってせめぎあってるんだろうなあ。
僕の場合最初の二曲はriddim saunterで、若い子は知ってるし、大人は踊れるってとこだと思うんです。
後半戦は僕の持ち曲(と勝手に決めている曲)の中からとにかく上がりそうな曲を連打したので、次の人に繋げるという点ではまあ及第点かな、と。
1時間とかロングセット組める人も勿論苦労はあると思うんですが、30分という短い時間で他人と違う自分の色を出して、誰よりも目立ち、誰よりお客さんを踊らせそうして上って行かなきゃいけないんだなあ、と。
でも、独自色を出すということから入れたその二曲でも直前まで迷っていたのは、この曲の間に僕がどういう風に動けばいいのか全く見当がつかなかったということ。
お客さんがどういう風に見えるのかも分からなかったし、その間自分は盛り上がらないお客さんを見て耐えていられるのかどうか。小心者な物で。
なので、その日の開演前、14:00から、僕、ライトハウスでパフォーマンスの練習してました。スタジオって前に大きいガラスがあるから、自分の動きが見られるんですよね。
で、動いてみたら…結構いい。というか、自分の考える最高の動きになってきた。
その時点でのツイートがこちら
「あと二時間半だ!およそ三時間後の出番に向け完全にピーク照準合ったぜこれ! どうせ金曜の夜にデートなんてしないんだから、みんなライトハウスおいでー。いや、デートも断って来ちゃえばいいよ!」
…なんて攻撃的なんでしょう。なんか見えて、いける気になってきたんでしょね、この人。
さて、時間は過ぎて、プロジェクターのセッティングも終わってからの開演後の楽屋。
前回のジャイコではVJとして楽屋にいたので、楽屋の雰囲気は分かってました。
でも、そんな楽屋の雰囲気を吹っ飛ばし、凍らせる出来事が…
「お前らこんなもんかーーーーーーーー!」
突如フロアから上がったなぞの声。
なんと、DJ mu-.が無茶をしておる。
超盛り上がり曲を掛け、マイクで客を煽り、ポンポン持って前に出る。
しかも、エアギターかまして客席に突っ込む。
もう、さっきまで「俺完璧!」と思ってたのに…どうすんのよ俺。
しかもあの子中学校のジャージよ?
ジャージでポンポン持ってエアギター決めたこの後に、超真面目なスーツで出てきた僕が中途半端に岡村ちゃんでダンスして誰か盛り上がってくれるのかしら(汗)
とかなんとか言っていると DJ mu-. の最終曲、アジカンの24時が始まってしまいました。
し、しまった、出て行かないと!
そして、袖から歩いてステージ中央に到達したものの、曲が流れているわけで、アーティストさんみたいに出てきただけでうわっとなるわけでもない。
うううううん。さあ、どうしよう。(今思えば、客席見てての一つも上げとけば良かったんだと思う)
とりあえず、CDJのタイムゲージを見ながら自分の一曲目を準備。
ビートを計って、一曲目、Dear Joyceを投下。
したら、パフォーマーがなだれ込んできた!
パフォーマー衆にガッキーがいるからねえ、褒めたくないんだけど、本当有り難う。いや、ゆにぞんくんも銀河ちゃんもありがとうね。
特にココで出てきてって頼んだわけではないのだけど、結果、一曲目に出てきてもらえて助かりました。一曲目に出てきてもらえたことで、DJ mu-.のノリが僕のノリに変換できた。
さあ、これで後は全部僕のお客さんだ。
曲もどんどん進んで、問題の曲「みずいろの雨」。
掛けたのだけど、前奏がちょっと長過ぎたのかも。カットしてもよかったんだよね、きっと。
なので、ちょっと間延びしてしまったので、となりにあったマイクでやむを得ず
「ほらお前ら!知らなくても踊れ踊れ!」
と、上から煽り。いや、ごめんなさい。こんなキャラじゃないんですけど、ちょっとハイになってました。
で、続く問題曲「ステップUP↑」。
ココで今まで見てきたジャイアンとかジャイコとかから総動員してパクったダンス…というかパフォーマンスを披露。
そしたら、お客さんがみんな踊る、動く!うわーーーーー、これはすごい気持ちいい。
これ知ったら何があってもDJやめようとか思わないわ、絶対。
自分の動きでお客が動く、沸く、笑う(?)
いい所でフジファブリックのTAIFUに繋いで、僕のやりたかったこと出せたかなー、と思いました。
次、スパルタのピースは…ごめんなさい。僕、どうしてもカラオケしたかったんです(笑)
誰かスパルタ知ってるお客さんいなかったのかなー。一緒に叫びたかったなー。
そして酒爆。
事前にゆにぞん君に用意してもらったビールを持ってきてもらって、酒爆の間奏で飲み干す!これは盛り上がるだろう!
と、思ったのですが、何を思ったのかゆにぞんくん、透明のカップに350ml缶全部空けて持ってきやがった!!(爆)
無理矢理飲めばこぼしながらでも飲めそうな気はするけど、当然機材とかにかかったらアウトな訳で、おっかなびっくり半分しか飲み切れないという失態!
仕方ないので、結構悲しそうな顔をしてコップをもとにおいて客煽り再開!
そして本編最終曲、A MAN FROM NEW TOWN !!!!!!!!!
気分は完全にJxJxかシライシか。当然ですけど、客席に突っ込みますよ!
ぐるぐる回って回りを囲んでもらって、ハンドクラップで煽る!んで、出来もしないスカダンもどきをかましてステージ上へ戻る!と。
で、アンコールでもないけど、どうしても流さなきゃと思ったこの一曲。
「LOST IN TIME / 約束」
実は、ロストの海北さんが、直前にジャイコナイト水戸の告知をRTしてくれていたのです。
なので、海北さんにありがとうを込めて。約束。
その後は前回と同じ様にVJでした。
前回とは映像制御用のプログラムを変えたので、かなり質は向上したと思います。
でも…まだまだでしたね。
正直な所、DJさんのセットリストが分からないというのは非常に辛いです。(ここからはちょっと泣き言)
僕も全ての曲を聴いたことがあるわけではないので、曲の展開とかが分からないと、VJ用のパレット(映像を用意しておく所)が結局「何にでも対応できるようにする」必要が出てきて、制御に制限がでて来てしまうのです。
更に、展開を読み違えると全然違う所で変な映像出してしまったり…
ここはでも、要修行ですね。頑張ります。
…と、言う所ですかね。今回のジャイコナイトは。
良かった所は、自分のDJが、自分のDJとしてちゃんと出来たということ。
悪かった所は、DJの技術がまだまだだというところ、VJとしても向上しなければならないということ。
もしかすると僕は、VJとして専属でやった方がいいのかもなぁ…
でも、約束したもんね。絶対に DJ やめないって。
だから、いつか見に来てね。見られなかった人たち。