今日は。
本年もよろしくお願いいたします。
書こうと思った出来事から少し時間が経ってしまった。
でも、ちゃんと書いておこうと思う。
イメージというのもあるけど、ただただ自分の想いってやつをただ書いておこうと思う。個人ブログなので。こちらはね。
まず、前々回のDOTS vol.4で、レジデントであったガッキーがDOTSをやめました。
色々理由はあると思うんですが、大きくは自分の生活とDOTSでの活動が合わせられなくなったという事だと思う。
ご存知の方もいるかと思いますが、ガッキーは大学の時茨城にいましたが、今は茨城にいません。
なので、DOTS/CONNECTIONの度に茨城に帰ってきていました。
大変だったろうな、と思います。
もちろん、そんなの乗り越えてしかるべき…って意見もあると思いますが、僕たちはステージに立ってこそいますが、それ以外は皆さんと同じ人間です。
月に二度も三度も都心と茨城を往復し、平日の仕事に穴をあけたり、休んだりしながら活動を続けて行く事はとても難しいです。
これまで適当にさぼったりしながらやってきていたのであれば…まだどうにかできたでしょう。
まあ、サボってるような奴だったら止めようという気すら起きないですけどね。
ガッキーは真面目に…というと少し変ですが、出来る範囲での無理を十分してきている、と僕は知っています。
「このままイベントを続けて行くと、自分の生活に支障が出てしまいそうなんだ」
と話をしてきた時、あなたは止める事が出来ますか?
少なくとも、そんな事を知らない外野には、僕の姿勢について何も言われたくありません。
乱暴でしょう?
むかつきますか?
そうでしょうね。
だから、批判はいくらでも受けますよ。
でも、それに対する言葉は持てません。
僕自身が正しいと思っていますから。
178もオフィシャルのブログに書いていましたが、そこまで仲間の生活を背負い込むことはできません。また、してはいけないことだと思っています。
後援者やパトロンの様な立場であればそういう関わり方もあるかと思います。
でも、僕たちは同じ立場で同じ目標に向かっています。目標に共に向かうのと、目標に向かうのを助ける。
言葉はとても似ていますが、全く相容れない二つのものです。
僕たちの関係では、そういう関わり方はできないものです。
そしてvol.5で同じくレジデントのMikeさんが辞める事になりました。
ガッキーのときはMikeさんがステージ終わりで壇上からガッキーの脱退を発表しました。
Mikeさんのときは特に発表を行いませんでした。
僕達なりの考えがあっての事です。
MikeさんがDOTSを嫌いという事では有りません。
僕達がMikeさんを追い出したとか、僕達がMikeさんを嫌いと言う事でも有りません。
僕自身ももちろんそうです。
嫌いではないからこそ、Gackyの時と同じように止めませんでした。
辞めるかどうかはとにかく、活動を一時休みたいという想いは僕自身も持っていた位です。
ただ、僕は続けてますし、Mikeさんは辞めるという決断をしました。
語弊があるかもしれないので言っておきますと、Mikeさんが辞める決断をした事について異議…とか文句…とかがあるわけではありません。もちろん何もないわけじゃないですよ。辞めないで欲しかったのが本心ですから。
Mikeさんはジャイコ時代からずっとイベントを支えてくれた人です。
僕は去年の8月くらいから運営で絡ませてもらうようになりましたが、Mikeさんはずっと最初からです。
そんなMikeさんに「辞める」といわれたら、不安だらけです。
vol.5までのDOTSは、僕、Mikeさん、178さんの3人で運営をしていました。あくまで実務的な部分ですので、その他のクルーも含めてDOTSという組織なのですが、予約開始タイミングとか、ソールドの枚数を決めたりとか…そういう事はこの三人で決めていました。
いなくていいわけないじゃないですか。いてくれた事でこれまでどれだけ助かっていた事か。
僕が言いにくい事を代弁してくれたり、これまで多くのイベントを見てきた立場からの助言がどれだけ助かっていたことか。
それがこれからは僕と178さんだけになります。
178さんは百戦錬磨ですが、僕は2年くらいのまだまだアマちゃんです。
しかし…発表のタイミングについては、僕はしくじったと思っています。
どこから漏れたのかは分かりませんが、イベントが終わった段階でマイクさんが辞めるという事はtwitterで広がっていました。
僕たちが発表する前なのに。
僕はびっくりしたのと同時に、がっかりしました。
辞めることを知っていた人たちは、Mikeさんが辞めるという事を事前で発表しない、という事を知っていたと思います。
事実、僕も身内の数人には言いましたから。
勝手に公表してしまうのはダメです。
これは僕らの論理を押し付けることになってしまうので、なら言わなければいいんじゃない?と思うでしょう。
そう、その通りです。
だから、二度と僕はこういう情報を他に言う事はないと思います。
今回僕が話した人たちが勝手に漏らしたのでない事は確認していますが、それでも、二度とこういうことはないと思います。
例えば僕が半年後にDOTSを辞めるとします。
まあ、それを…例えば僕の誕生日まで伏せておきたい。何で誕生日なのかはどうでもいいです(笑) 例え話ですから。
でも、お世話になった人、これまで僕の映像を好きだと言ってくれた人にはどうしても言っておきたい。だから先に話をする。
でも、公演が終わった段階で勝手な判断で「もういいよね」と言われて勝手に公表されてしまったら…とても悲しいです。
だって、僕はそれを伏せておきたかったわけですから。
今回Mikeさんの脱退を発表しなかったのにはいくつかの理由があります。
一つ目は、前回Gackyが脱退している事。
これはもちろん誰が悪いわけでもありません。Gackyも、Mikeさんもそれぞれ都合があってこの時期になってしまっただけです。ただ、イベントとしてダメージはとても大きい。
公演二つ続けてレジデントが辞めてしまう。この事の大きさをどうにかして少なくしようと考えました。
それにMikeさんはDOTSこそ辞めますが、水戸でROCK DJも、クラブでのDJも続けます。GackyもDJこそ続けるでしょうが、活動拠点は東京に移ってしまいます。
Mikeさんには会いに行こうと思えば会いに行ける。実際、今度のNYPにも、三月のGetting BetterにもROCK DJとしてステージに立つ(ゲッチンの方は僕もよろしくお願いいたします)
だから脱退についてのアナウンスは事前ではなく、公演終了後、翌日ないし翌々日でいいだろう…と思っていました。
イベントが終わった後、あるツイートがありました
「ガッキーやマイクさんはDOTSにとってそれほど重要な人間ではないって事?」
それを見た僕はほぼ脊髄反射で
「そんなわけないでしょう。舐めないでください」
とリプを送りました。
でも…。
傍から見たらそう見えてしまうのだ。
僕がいくら言ったところで、そう見えてしまったという事実は変えられない。
恐らく多くの人が同じように思っているに違いない。
イベントに大切なのは、演者の気持ちではありません。
イベントのイメージではありません。
自分たちをカッコ良く見せるのは。
自分たちがステージの上で曲を流すのは。
自分たちが本気でイベントに取り組むのは。
果たして何のためなのか。
それをもう一度改めて見つめなおさないといけないな、と思いました。
さて、今年もDOTSは続いて行きます。
4月まではお休みになりますが、既に数回のミーティングを行っています。
4月はゲストとして EGNISH が。そしてDOTS以外からもう一組か二組の出演を考えています。
今後の発表をぜひお待ちください。
それでは、既に松の内を出てしまいましたが、本年もDOTSとVJのISSOUをどうぞよろしくお願いいたします。