いよいよ日本でもiTunes Matchがはじまった。
このサービスは日本では無理なんじゃないかなーと思ってたけど、でもまあそれほどびっくりした訳でもない。
ただ、Appleさん含めiTunesの関係者たちが日本のレコード会社と相当名校章を繰り広げてこぎ着けたんだろうと言う事は想像に難くない。ありがとうございます、と言いたい。
さて、そんなiTunes Matchですが…僕は当初利便性が分からなかった。
だって、iPodとかiPhoneとか、PC/Macで同期しちゃえばいいじゃん?と思っていたから。クラウドにデータが残ってたからってなんぼのもんよ…と。
しかし、今いる会社にMacがあると言う事は、Matchを使えば家のライブラリの曲をそのまま会社でも聴けると言う事じゃないか!
と言う事で自宅のMacから登録!!!!
ところが、ステップ1のプログレスバーが全然進まない。
ステップと言っても何の事やら…な気がするので軽く説明。
iTunes Matchのステップは以下の三つ
1. iTunesのライブラリ解析。ライブラリのデータをiTunesのサーバに送信
2. ライブラリのスキャンと、曲データのマッチング作業。
3. マッチしなかった曲のデータ/アートワークのアップロード
…多分こんな感じ。だと思う。
よく見ると徐々にプログレスバーも進んでいるようだし、時間がかかるだろう事は当然予測していたので、いつも通り僕の睡眠中にその作業をお願いする事にして、その日はそのままお休み。
…したのだけど、翌朝になっても全然マッチングが終わっていない。
ステップ2の400曲ほどのところで止まっていた。
待てど暮らせどそこからは動かないので、一旦右下の停止ボタンを押して再度トライ!
今度はデータが残っていたのか、ステップ1はすんなり最後まで進む。
ステップ1の最後の部分で手間取るようだったので、それを放置してそのまま仕事へ。
で、戻って来てみると今度はステップ2の500曲くらいのところで止まってしまっていた。
いや、確かに少しだけ進んだけど!18時間で100曲ってことはないでしょう!!!
したら、ライブラリ全部解析するのに数ヶ月かかっちゃうよ!!!!
…途中でディスプレイが省電力で切れてログイン画面に戻ってしまったのが悪かったのか?
原因は色々考えられるのだけど、いずれにしてもプログレスバーが全く動かない状態だ。
で、こういうときはtwitterで調査するべし。
一昔前ならググるのが最速だったけど、今はtwitterの方が早い。
twitterで情報を集めて、詳細はwebで確認…と言う流れ。
もちろんある程度時期が過ぎたものとかは最初からGoogleしてしまうけど、iTunes Matchみたいな、つい最近のものはtwitterでないと上手い情報が引っかからない事がある。
調べてみると、とにかくよくは分からないけど再起動してみるよいとか、iTunes自身がネットワークの帯域を片側の通信で使い切ってしまって、双方向の通信が出来ない状態にしてしまっているらしい。
参考URL
http://peer2.net/sjdojo/?p=9567
ただ、このネットワーク帯域がらみの説明がどうも分からない
上下線で同じ帯域使ってるんだっけ?とか、ある程度不定な場所で怒るのは何故…とか。
まあ、何れにしてもまずは再起動。
後、帯域を絞るSpeed Limitと言うソフトを導入。
帯域を絞ってスタートすると…うむ。確かにネットの速度が制限されて遅くなった気がする。
問題だった第二ステップも無事クリアできた!(もちろん数時間単位でかかってる訳だけど)
原因が本当に帯域の問題なのかは分からないけれども取り敢えずやってみる勝ちはある感じ。
そしてその後、いよいよ最後の第三ステップ。
先ほども書いた通り、マッチングできなかった曲データをここでアップする。
僕の場合は9000曲近いデータをアップロードする事になったのだけど、ここでまたつまづいた。
5000曲くらいで止まっている。
ただ、前のステップ2とは違ってかなりの数をアップしているので、単純に再起動すれば良さそうな気がする。
ここで同期を止めてアップロードが1曲目からになってしまうと恐ろしいのだけど…Appleさんがそんなバカな作りにしているはずがない!と信じて同期を止めてiTunesを再起動。
すると、一気にステップ3へ進み、残りアップロード曲4000位からスタート。
よかった!無事、無事にアップロード終了済みの管理も出来ているみたい!
と言う事で、その後は再起動も特になく、iTunes Match登録から3日目にして無事iTunes Matchの作業が完了!
明日、会社に行ったら早速iTunesで曲を聴いてみよーっと!