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さよなら、いつか。

 久々に自宅以外で映画を見た。

 

 映画と言うのは僕は可能な限り一人で見たくて(別に誰かと見に行ってもいいけど)、映画の感想とかを言うのはあまり好きじゃない。

 それは、自分の中にだけしまっておけばいいとおもう。

 作った人には伝えたいかなと思うけど、見た人同士で感想を言うのはあまり好きじゃない。

 

 まあ、それもこれも人それぞれ。

 僕は映画から受けた感動だったり気持ちだったりを壊されたくないんですね。

 作品は世の中に出した瞬間に作り手の元を離れ、手に取った人のものになるわけだから。見た映画は僕のものでありあなたのものであり、その場にいた全ての人のものだから、どう感想を持とうと構わない。

 僕の感想は僕の感想で、あなたの感想はあなたの感想なのですから。

 

 ただ、僕も好きな映画の事になると語りたくなるし、気持ちは分かるのですが(笑

 

 

 

 僕は去年と今年、二年続けて石巻に行ってきました。

 一年間でこんなに変わったんだ!と思うところもありますが、逆に一年経ってもこんなものか…と思うところもあります。

 

 月並みに言えば、何も終わっていない。

 でも、終わりって何だ?

 そもそも、始まりと終わりがある話なのか。

 

 

 あの時、あの瞬間に何かが変わってしまったのかもしれない。

 でも、それは単に切っ掛けであって前から続いていたものなのかもしれない。

 

 

 人それぞれかもしれないけれど、僕には特異点だったと思う。

 2011年3月11日 14時46分に一度集約し、そこから一気に拡散した。

 あの時どうなっていたか分からないし、この先もどうなるかなんて分からない。

 

 それまで押さえつけていたものが一気にふくれあがった。

 おまけの人生にたどり着いたのだから、誰よりもぶっとく生き抜いてやろう、と思っている訳です。

 

 そうする事で許されるかどうかは分からないけれど、それは僕の義務で、責任で、望みなのです。

 

 最後に石巻駅が出て来て、今年も見て来た風景が映し出された時、そんな事を思いました。

 さあ、仕事に戻ろう。