ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2008 最終日 @ ひたち海浜公園

 とうとう三日間のRIJFも最終日。
 ナチュラルハイなのか、二日目ほど足が痛くない。
 三日目は一人参加。あまりのフリーっ振りにDJブースに入り浸る計画もあり。

 一人参加は2000年の初日以来なので、ある意味楽しみ。



 現地に到着して真っ先に、タオルを忘れたことに気がついた。Tシャツは買うつもりでいたから良いのだけど、タオルは予定になかったのでちょっと痛手。何しろ今日は7000円しか持ってきていない。ウチ1000円はクローク代で消えるから、当然残りは6000円。
 Tシャツ、タオルで3000円で、残りは3000円…お前は高校生かっ!と言うくらいに少ない所持金で今日一日を乗り切らなければいけない。
 いけないのに、朝からいきなりみなとやでハム焼きを食べ、蕎麦を食べ、サザコーヒーを飲んでしまう。残り...1650円。

 ちなみにTシャツは、絶対に自分では選ばないであろうデザインと色を選んでみた。
 家に帰ると奥さんに「あ、そのTシャツなかなか良いね」と言われる。やっぱり。



 買う物も買い、そろそろ9mm見るのにレイクに戻ろうかな…と思っていたら、DJブースから聞こえてきたのは The Chemical Brothers / Star Guitar。こいつは…いろいろあるけどとりあえずレッツダンス!

 なんてことをしているとDragon Ashの時間。結局9mmは見ず(笑)




Dragon Ash

 そういえば初日、ゲートの辺りで渋谷を見たんです。
 と言うことで、3日間で2度目の渋谷。三日目ともなると「渋谷テメエこの野郎!」ではなく「いや渋谷さん、毎年ひたちなかでこんな良いモンやってくれてありがとうございます」くらいには変化します。平和って良いよねー。

 朝礼後、来ましたKj。
 FANTASISTAはやっぱりアガるねぇ。でも、そろそろおいとましなきゃ。ASH終わったあとで移動するのはちょっとめんどくさい。




みなとや

 おそば二杯目。そして自販機で150円のお茶。残り900円。
 おそばが食べ終わって写真をぱちぱち撮っていると、DJブースからなにやら良い曲(THE BLUE HEARTSの44口径)が流れてくる。




DJ BOOTH / 2丁拳銃・小堀

 その正体は2丁拳銃だった。なんだー、ニチョケンかぁ…
 と思いながら暇なので後ろの方で聞いていると…おい、なんだかこれ、アツくないか?
 折角なので、覚えている限りのセットリストを。


44口径 / THE BLUE HEARTS (出囃子)
(間何曲かあった気がする)
うめえなもう / ザ・クロマニヨンズ
にちようび / JITTERIN' JINN
真冬の盆踊り / フラワーカンパニーズ
バンビーナ / 布袋寅泰
BE MY BABY / COMPLEX
学園天国 / フィンガー5
ペッパー警部 / ピンクレディー
どうにも止まらない / 山本リンダ
古い日記 / 和田アキ子
情熱の嵐 / 西城秀樹?(自信なし。誰かのカバーかも)
飾りじゃないのよ涙は / 中森明菜
抱きしめてTONIGHT / 田原俊彦
寂しい熱帯魚 / WINK
嵐の素顔 / 工藤静香
打ち上げ花火 / JITTERIN' JINN
不死身のエレキマン / THE HIGH-LOWS
ええねん / ウルフルズ
ジェットにんぢん / GO!GO!7188
プリプリダーリン / JITTERIN' JINN
ポイズン / 布袋寅泰
セルロイド / 2丁拳銃
崖の上のポニョ / 藤岡藤巻と大橋のぞみ

順番不明
星降る夜に / 東京スカパラダイスオーケストラ
終わらない歌 / THE BLUE HEARTS

 ブレイクタイムは全く無し。
 真冬の盆踊り(今年はフラカンいないから踊れないと思っていたのだけど)ではもちろん盆踊りまくり。あー、フラカン見たくなったー。フラカンー、フラカンー。
 そして、絶対に見に行くことがないであろう布袋では「Don't let me down My sweet baby BAMBINA」なんて大声で叫んじゃったし、「Let's Go!」なんて飛び跳ねちゃったし。ここ以外でやることは絶対にないだけに最高。
 学園天国は「ヘーイヘイヘイヘーイヘーイ」だし、ピンクレディーはあの狭いスペースで全員振り付け通りの動きしてたし、寂しい熱帯魚はもちろん俺がさっちんだあああああ!てなもんだし、その上不死身のエレキマンですよ。第一希望しか見えませんよ。
 「ええねん」はCDは聞いたことないけど「サラリーマンNEO」でおなじみなのでパーフェクト。
 ただ、「終わらない歌」については「キチガイあつかいされた日々」まで行かずに終わってしまったので不完全燃焼。

 いやぁ、すごい楽しかった。ここまで密度の濃い1時間は多分本フェスでも屈指だと思う。
 来年もし2丁拳銃がまた来て、見られる時間だったらみんな連れて見に行こう。
 時間が余っていれば是非おすすめ。




 あまりの暑さに、ポカリスエットブースでアミノバリューを購入。残金700円。




奥田民生

 民生さんはいつも通り。これは奥田民生を最大限に褒めている言葉。
 マシマロ有り、イージューライダー有り、さすらい有り。
 でも、もしや民生さんがこんなんだから、パフィーもフジファブリックもキャプテンストライダムもこんなん(全員Hit&Run所属。さらに、いつも決まった曲ばかりで聞きたい曲をやらない)んじゃないかという疑念がふつふつ。




 民生さん終了後、YOUR SONG IS GOODを見るためにレイクステージへ移動。
 YSIGはフロントエリアに飛び込む予定のため、肩から提げている一眼レフをクロークに預ける(もちろん、きっちり緩衝材で包んでから。当然、壊れても文句は言わないつもりで)。
 あらかじめ購入してあったYSIG Tシャツとタオルを肩に提げ、出発。




RIZE

 の、予定が、前のアーティストがまだ残っている。RIZEでした。
 次に備えて階段当たりで見ていると「ピンクスパイダー」が始まる。
 いやいやいやいや…すげえ楽しそうなんだけど、ほら、YSIGのカッコして前に入っていったら場所取りだと思われちゃうじゃない? とりあえず何事もなかったかのように階段席に座ってリズムを取っていましたよ。

 最後の曲との間に、MCでエゾロックとRIJの例の話について突っ込み。
 さすが JESSIE。RIZEがすげえ好きになりました。クイックレポートを見たら全くそこには突っ込んでないんだけどね。それこそRIJFのコメントが欲しいところなのに。まあ、仕方ないかな。

 最後の曲はなんと「Why I'm Me」。ごめんよRIZEファンの皆さん。この曲はまずい。抑えがきかない。すまないが、完璧にYSIGの服装だが、名曲につき、フロントエリアに突っ込ませてくれ!

 いやー、RIZE最高!




YOUR SONG IS GOOD

 RIZEでほぼ燃え滓のようになりながら、客の引けを見て前に進むと…そこは最前列。
 いや、まずい。YOUR SONG IS GOODは良いんだけど、最前列に陣取れるほど聞き込んでない。つまり「熱帯ボーイ」とかきっちり決める自信がない。ひたすら踊ることしかできないぞ。

 そんなこんなで待つこと十数分。全員がステージに登場。もちろん、サウンドチェックのためなのだが、サウンドチェックのはずなのに何故か「The Kids Are Alright」が始まってしまう。
 なので、とりあえずこちらも踊る。「ザ・キザオーラーイ!」である。
 終わったあとでJxJxが「YOUR SONG IS GOOD、この後すぐっ!」と言って舞台袖にハケる。
 んふふふふ。こいつは楽しい。良い具合に暖まったぜ。

 その後数分、本編開始。
 もう、曲なんてほとんど知らない。でもね、そんなこと関係ない。良いモンは良い、悪いモンは悪い。YOUR SONG IS GOODがどちらかと言えばそれはもちろん「良いモン」であって、「踊れる」であって、「楽しい」であって、つまり最高である、と。
 多少のノリ遅れは全然気にしない(周りの人は気にしてたかも…)。楽しければ良いんだよ、楽しければ!
 Catcher in the Musicでは全員座らされたりしたなぁ(この前水戸に見に行った時もやってたかも)。

 これは絶対にまた見たい。宇都宮か水戸か、どっちかに来たときは必ず見に行こう。そのときはもっと勉強していきます。




 その後、YO-KINGと真心を見る予定だったのだけど…諸般の事情有り、見ずに帰る。
 帰りに入り口とか、いろんなところで写真を撮ってから。
 でもまだ、体力が有り余ってるなぁ。トレーニングさえ欠かさなければまだまだいけそう。
 つうことで、来年は三十路突入初フェスと言うことになりますが、三十路記念の3日間と言うことでよろしく!