ジャイコナイトMITO RESIDENT SPECIAL @ mito LIGHT HOUSE 2012.10.22

 昨日はジャイコナイトMITO RESIDENT SPECIAL でした。第二回のRESIDENT SPECIAL。

 無事終わりました。しかも、過去最多動員を記録。


 本当はREDLINE TOURのこととか、先日のHINTOのこととか書くこと沢山あるのですが、とりあえずこちらを先に。


 元々、10月は本当にイベントがなかったのです。

 ただ、何かやりたいな、という想いはあったようで、急遽開催が決定したのが今回の RESIDENT SPECIAL でした。

 開催決定の場に僕もたまたまいたのですが、本当に急遽だったんですよ。


 で、最初にも書いた通り、動員もすごく良くて。もちろん数が全てじゃないんですけど、来てくれる人が多いって事はそれだけ期待も大きいって事ですし、そうなると自然とやる側も盛り上がっちゃいますから!

 結果、楽しんでもらえたんじゃないかな?と思います。


 僕のイベント裏側としては…当日14時にやっとオープニングの「踊る」ムービーが出来上がったとか…前日から風邪をひいてて熱がある状態でやりました…とか色々あります。

 ただそういう事情以前に、レジデントスペシャルというのはVJにとって苦行なのです。


 理由はタイムテーブルを見ればすぐに分かります(笑)。

 いつもならばオープンからレジデントの出番までは少なくとも楽屋に待機。で、レジデントのあとに公募組の出番があればそこでもう一回休憩入れられる訳ですから。

 ところが今回はスタートから終りまで、立つことも、トイレに行くことも許されず、誰とも会話せずにただただひたすらVJし続けなければならないのです。

 VJも結構神経をすり減らすものなので、それが延々4時間…。

 

 でも、そんな苦行もある時点から快楽に変わるんですね。VJ's HIGHに入る訳です(笑)

 もちろん、そこに入る為にはフロアの空気が重要でして、どれだけ僕が必死でやってもお客さんが盛り上がってくれないと僕も白けてしまう訳です。

 そういう点でも今回のレジデントスペシャルは、僕個人としては GUNMA ROCK FESTIVAL で得たもの、DJ 178 TOUR で持ってきたもの、他のイベントで見たものなんかを盛り込んだ結果、とてもいい感じで出来たと思います。

 

 お客さんの盛り上がりの大半はDJさんによるものなのですが、まあ、それはそれとして(笑)



 ただ、そんな盛り上がりと同時に、少しさびしい発表もありました。
 
 ずーっと、先日の群馬でも一緒にやってくれたダバさんの脱退。

 今年のライトハウス感謝祭の打ち上げで、一番最初に僕のVJを良かったと言ってくれたのは宴会族の二人でした。

 その前の月にやった…多分ジャイコvol.3だったと思うんですけど、そこでのVJは過去第二位の悲惨な出来でした…。

 感謝祭、そしてその前日のジャイコMITOはその時の反省を元に、ツールとかを全部新しくして臨んだイベントだったのです。


 
 前日のジャイコでかなりいい手応えを掴んだので、「これは行けるんじゃないか?」 と。そしてその通りに思ったものを全てずばっと出し切れた最高の出来だったのです。当時にしては。そんな時に良かったと言ってもらえたので、とても嬉しかったですね。


 更に、ジャイコメンバーはそれぞれ経歴が違います。

 分かりやすいところをあげさせてもらって申し訳ないですが…スズケンさんは芸人です。マイクさんはDJです。178さんはライトハウスの店長です。

 
 でも、宴会族は僕と同じように普段は仕事があって、その上でイベントに臨んでいました。先に名前を挙げさせてもらった三方と気持ちは同じ訳ですが。

 それでも、同じような立場って事もあって、それからお二人とはとても仲良くさせてもらいました。ステージで見ている人は分かると思うんですけど、人柄もとても良くてね。でもだからこそ、いい人で同じような立場だからこそ、いそっ子さんが辞めたときも、ダバさんが今回いなくなるというときも「止めたい」よりも「仕方ない」と思ってしまったのです。

 だって、まるで明日の自分を見ているよう。

 

 結局僕達は綱渡りをしている。

 もしかすると、次、ジャイコナイトvol.10ではVJはないかもしれない。

 誰もが何度も言っていますけど、そういうものです。


 一つとして同じライブがないのはその通り。でも、お客さんだけじゃなく、僕等も同じです。

 来月も、再来月も同じようにライブがあるわけない。そもそも同じライブガないからこそ「ライブ」な訳だし、それ以前に自分が来月同じようにここに立っている保証もない。極端な話、vol.10のジャイコにVJとして僕がいるのかどうかも分からない。


 2011年3月11日。その日からずっと僕はそう思っています。


 だから、できるだけ、しなくてもいい後悔なんてしたくないじゃない?

 誰に何を言われようとも、白い目で見られようとも。僕のことを嫌いな人がいてもいい。
 さすがに面と向かって言われたら…いや、影で言われててもさびしい気持ちになるだろうけど、それだって僕は後悔したくないもの。

 だからこそ僕はDJ/VJやろうと思ったんですから。

 30過ぎてこんなことはじめるなんて、正気の沙汰ではありません。
 でも、仕方ないじゃないですか。自分がいつ終わるか分からないのに。

 だから辞めるにしても続けるにしても、考えて出したそれぞれの決断は、絶対にそれが正しいんです。ものすごく考えに考え、後悔しないように出した決断なんですから。



 …何の話だ…
 
 
 すっごく話がそれちゃいましたが、今回のレジデントスペシャルについては後悔なんてない位楽しかったってことですね。

 

 そして、ダバさん、どうもお疲れさまでした!

 でも、こんなこと書いておきながら、結構いろんなところで会いそうな気がするんだよなぁ、ダバさんも、いそっ子さんも(笑)