こんにちは。大内です。
5月の頭から、イベントづくしで大変疲れました!
が、同時に充実でもありましたのでイベントの話を少しずつ書いておきたいと思います。
まず今回は 5/8 の CONNECTION vol.6。
次回 vol.7 の開催も 7/16 に決定していますが、こちらはいわゆるROCK DJイベントです。
普段はこちらのイベントには映像をつけないんですね。
二つ、理由があります。
一つはDOTSと差別化をしたいという理由。
もう一つは立場の違いです。
DOTSではレジデントのVJとしてやっていますから映像を出すのは当然なのですが、CONNECTIONは自分のイベントではありますが、レジデントのVJではありません。
そうなってくると、映像を出すのならお金が…なのです。
これは僕が卑しいからというだけではなく、勝手に無料でVJする…ということになりますと、実際に僕にお金を払って依頼していただいているイベントの方に失礼になってしまいます。
ところが僕、自分で気づいてしまいました。
「自分でDJやってる時は、自分にお金払う訳だからプラマイゼロで…VJやれんじゃね!?」
と。
まあ実際はそういう考えではなく、自分の時にVJやったら技術的にも向上するだろうし、見てくれた人に対してVJという物のアピールにもなるかな…という計算があってなのですけど(笑
実はDJ/VJというアイディア自体は CONNECTION vol.4の時には既にありました。
なので、その時点で実現可能性を考えてUstreamでテストしてみたのです。
みたのです…が…。
惨敗でした。
まだテストだったとはいえ、人前でやれるクオリティではありませんでした。
当時の自宅での機材構成は、TRAKTOR(DJソフト)とResolume(VJソフト)が一台のMacの中にいたので、それぞれ操作するときに画面の切り替えが必要だったため、能率はかなり悪かったと思います。
が、それにしても全然映像とDJの同期が取れない。
曲をかけ、雰囲気に合った映像をチョイス、その後次の曲の準備をして…いると映像の制御が止まる…
ということもあり、これはこの先どれだけやっても絶対に無理!
と、あきらめていました。
ところがこの状況は新しい機材を導入することで徐々に解決してきました。
まず、メインとなる Mac を MacBook Pro → MacBook Air に買い換えました。
本来は Air よりも Pro の方が格上なのですが、Proは二世代前なのでCPUがCore2Duoです。購入したAirはCPUがCore i5なので、より高速。
更に、ストレージもHDDではなくSSDなので、VJでノリ過ぎてパソコンを動かしてもフリーズしたりしません。
唯一不安材料だったのがグラフィックスだったのですが、ProのRADEONよりも、AirのIntel Graphics 4000は問題なく高パフォーマンスをたたき出しました。
この事により、映像バンク切り替えもスムーズに行き、曲を繫いだり準備したりする手間がやや省略できました。
そしてもう一つはAdobe Creative Suiteです。
映像をどれだけスムーズにつないでも、曲をどれだけスムーズにつないでもどうしても難しい場面が出てきます。
自宅テストならば「まあ、うまくなるしかないわな」と言えるのですが、お客さんの前に立つ以上は中途半端にできません。
そこで、曲に合わせて先にある程度映像を固めておくことにしました。
セットリストを決め、それに合わせて動かした映像を録画しておくことで、時間的な余裕を作ることにしたのです。そのためにAdobe PremiereやAdobe AfterEffectsを駆使し、映像を制作しておくことにしたのです。
そういうふうにあらかじめ下準備を入念に行い、皆さんにお見せしたのが先日、5/8のCONNECTIONでのDVJです。
かなり完成度は高かったと思うのですが、唯一にして最悪の失敗がありました。
初の試みだったためか、初歩中の初歩であるEQの確認を怠ってしまったということです。
リハに比べると音がうるさくなかったので、PAさんが調整してくれたんだろう…位にしか思っていなかったのですが、何とこの時BASSが最低になっていた事がのちに発覚。
せっかくダンス/エレクトロ系の曲を使っていたのに腹に響くようなBASS音が全部抜けてしまっていたという…本当に最低、最悪の失敗です。
次回、7/16のCONNECTIONではこういったこと無いようにしますので、またDVJを見に来て頂けるととてもうれしいです。
では、また。
…これが5/8のエントリだから、この後まだまだ書くことあるんですねえ(笑
大変…。