珍しくライブの感想を。
昨晩は水戸ライトハウスにて、LOST IN TIME / 鶴 のツーマン「冬のアンコール」でした。
鶴はアフロ時代にフェスで見たことがあるだけで、脱アフロ宣言(2011末)後は初。
それでも、鶴は鶴ですね。
最後に演奏されたSOULMATEという曲は、鶴の真骨頂。
アフロを脱いでもそういうところブレてないのは素敵です。
LOST IN TIMEも実は久しぶり。
前回の水戸はSANUMA SONIC同日だったのでいけなかったのです…
最高でしたよもちろん。海北さんの声、源一郎さんのドラミング、三井さんのギター。
刺さるんですよね。
昨日のライブ、本編最後の「30」。
「冬のアンコール」というイベントを象徴する一曲でした。
若さというものを自覚する事なく、それが永遠にあるかのように過ごしてきた20代。
そうではなく、時間は有限だと知った30。振り返ってみたとき、本当に良かったのかと。
それでも、進むしかなく、もがき続ける30。
海北さんも言っていましたが、30代を過ぎてバンドをやっていて、今そのバンドが熱い。
自分に歌われたような歌で…勇気、なんて言うと恥ずかしいですが、そういうものがありました。
本当は少し迷っているんです。
安定は目の前に転がっているから。
でも、残された時間は無限じゃない。
それなら、出たとこ勝負でもいいかな、って。
立ち止まって振り返る時間も大切だけど、
無駄に立ち止まってる暇はない。
10年後も今と同じように、あの時の自分がいたから今があるんだな、と
自信を持って笑えるようになりたい。
だから進む。この先へ。
そう思えた、最高の夜。